米国の暴動が収まりません。
今まで何度か、人種問題に端を発した暴動がありましたが、これまでで、一番激しいように見えます。
ロックダウンによるストレスはもとより、医療や社会制度全般に対する積年の恨みもあるようです。
米国の有史以来、根本的に人種問題が解決したことは一度も無いと言って良いかと思います。
老子の言葉に確かこんな意味合いのことがありました。
良い国では、民族はまとまり、極力自前の経済のみにたより、外交も最小限にして、抑止力としての軍事力と科学を持ち、原始的な生活を大事にする。
2500年前に予言されたことが、正しかったように見えるのは驚きです。
ジョンレノンのように、国境や人種差別の無い世界を想像するのは楽しいことですし、理想は間違いなく必要なことです。
でも、人間は理想に向かって正しく実行し、達成し続けるほど、賢くも忍耐強くもないようです。
Taichi