3年前には考えられなかった事ですが、
トランプ大統領の就任以降、米中戦争も排除できない、両国の攻防が激しさを増しています。
特にネット上では、中国や中国共産党の崩壊を予測するものが増え、
三峡ダムや洪水による中国の惨状を、やや嬉しげに語るユーチューバーも多いような気がします。
気に掛かるのは、如何にも好戦的な雰囲気が日本で増えていること。
しかも、米国を本気で怒らせた中国に未来はないというような一部の論調。
私はミサイルを撃ち合うような戦争は起こらないと予想しますが、
万が一、本気の米中戦争が始まってしまったら、日本と世界へのダメージは致命的ですし、
そもそも、量子解読衛星の墨子を擁する中国は、
欧米の全ての兵器を無力化する技術を確立している可能性もあります。
ネット民が騒ぐほど、
米国に一方的にやられるような低技術国ではありません。
そもそも、ルーツの複雑に入り交じるアジアの国同士の敵対意識は、
何故ここまで悪化したのか。。。
誰が得をするのか。。。
分裂させ統治する常套手段を使っているのは誰か。。。
自民党がこれほど中国寄りだったのか、とあきれる意見もありますが、
米中両睨みの優柔不断戦略は、
実はなかなかのもの、と思うところがあります。
弱々しいけど、あいつしか仲裁できる立場はいない、というのび太君戦略。
イランと米国の間に入ったように、
安倍さんに最後の大仕事をしてもらいたいと考えるのは、素人でしょうか?
20年後には、圧倒的な技術と文明を誇る世界の中心が、
アジアに移る可能性が高い。
そんな中、日本の立ち位置はどうなっているのか。
国民の意識が、政治の質と国の行く先を決めるのは間違いありません。
Taichi