海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

時代の丘で踊る

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国ってどうやって出来たのか?

と言う疑問について、面白い話を聞きました。



国とは、

山から来た民と、海から来た民が、丘の上で出会って踊りが始まり、

それをきっかけに人々が集まって、

遂に、国になったんだ、

と言う話。



例えば縄文時代など、

自然の神々と一体の生活の只中で、

最初の大きな町や都市みたいなものは、

こんな感じで自然発生したんじゃないか、

考えれば考えるほど、なんだか、本当にそうだったような気がしてきます。



振り返れば、

資本主義がどうとか、共産主義がどうとか、

そんな話、せいぜい、ここ200年くらいの話。

18世紀の終わりに産業革命のど真ん中にいた、かの国が広めただけのシロモノです。



それなのに現代人は皆、

人類の究極のイデオロギーは、どちらかしか存在しないかのように、

対立して、恐怖して、戦って、労働して、沈黙して、

右へ行ったり左へ行ったり、

まるで、機械のように操られて生きているようです。



イデオロギーなんて、そもそも不要。



コロナが、

現代の海に住む人にも、山に住む人にも、

等しくもたらした時代の丘。

そこで静かに踊り始める人が、

全く新しいストーリーを創っていくのは間違いありません。





Taichi