海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

中秋の名月

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今日は中秋の名月です。

昔から月を愛でるときは、湖や池に映った月を眺めるのが良いとされてきました。

月のエネルギーが体温を冷やしたり、マイナスの感情を引き出したりすることから、

人が月を直接眺めるのは良くないとされて来たのです。

統計上も、満月の夜は交通事故や喧嘩が増えることがはっきりしており、

オオカミ男の伝説のとおり、様々な負の影響を人類に与えると言います。

それでも、地球の表面に住む人類に、生命と試練を与える陰の星として、

圧倒的な人気を誇りつつ輝く姿は、神秘的な美しさに包まれています。

村上春樹などの小説に登場する、二つの月のストーリーの影響もあってか、

太古から地球を監視する人工衛星であるとか、

UFOの離発着に使われる宇宙ステーションであるとか、様々な都市伝説もネットで氾濫していますが、

いつものとおり、個人的には、どこまで行っても真実は分からない類いのストーリーでしょうから、

日本の伝統にしたがって、ある時は怖れ、ある時は楽しみつつ、

つかず離れずで、仰ぎ見ることが最善に思います。

お酒を飲める方は、古来からの知恵のとおり、

1年に一度、最も美しく輝く今日の月を、盃(逆月)に映して飲み干すことで、

その魅力にあやかるのも良いかも知れません。




Taichi