身体を壊してみると、人の身体に1日の太陽が与える影響の大きさが身にしみて分かりました。
朝の日の出の瞬間から午前中の光は、身体のエネルギーを整えて、感情や思考をクリアにしてくれます。
代わって、午後の太陽になると徐々にクリアなエネルギーが落ちていき、
特に薄暮と言われる夕暮れの終わり頃になると、自然光だけだと、どうしても気分が落ちていくような気がします。
普段元気ならあまり感じないのですが、体調が良くないと微妙な差が大きく感じられました。
考えてみれば太陽一つが無ければ、全ての命は継続できないのですから、人体に影響があるのは当たり前です。
現代のインフラシステムの要は電気だと思いますが、
電気の力を持ってしても、絶対に代わることの出来ない人体や精神への影響が、間違いなく太陽にはあると再認識しました。
話は変わりますが、日本は国旗に日の丸を頂く太陽の国でもあり、
多くの国との比較から感じるのは、子供の国でもあると言うことです。
悪い意味ではなく、人見知りで無邪気な国民性ということもあると思いますし、
いざとなれば戦時中のように、徹底的に何かに成りきったように豹変するのも、芯が子供のように無邪気な国民性ならではなのかも知れません。
無邪気で潔癖でお人好しのこの国の背後には、いつも国旗のとおりの、真っ赤な母なる太陽が控えているからこそ、
大国に挟まれながらも、あいつらは子供の国だからとお味噌にされながらも、
何故かいつもギリギリで最悪に落ちないのかも知れません。
昨日のニュースで上皇后さまが、乳がんのホルモン治療で左手が動かなくなり、
好きなピアノが弾けなくなったとき、『天から与えられたものをお返ししただけだ』とコメントされたことに、シンプルに感動しました。
日の本の民は、どんな不遇なときも、天の恵みを与えられていることに感謝し、
創意工夫の精神を忘れずに無邪気な子供のままでいることが最善なのかも知れないと感じました。
Taichi