「ミニ富士通」を国内外で一掃 事業再編の全容:日本経済新聞https://t.co/LYGlSRTsqc
— Taichi Fujikawa (@TaichiFujikawa) 2020年11月5日
ソニー、NTTに続いて、富士通も国内への権限集中と海外事業の分離、事業統合と効率化に目処を付けました。
全て、30年前のバブル景気後に行っていれば、どれだけ違う日本になっていたかと悔やまれますが、
ようやく、日本企業が本質的な改革に乗り出しました。
これからは、大企業にも明確な二極化が訪れます。
コロナで「おうち時間」という言葉がクローズアップされ、内と外の意識が明確に別れたように、
これからは企業についても、国内事業と海外事業の分離と、国内回帰の姿勢が明確になります。
理由は、個々の企業や個人が、中央政府に頼らず、真の独り立ちをせざるを得ない時代となったからです。
米国の安全保障の傘の下にあった日本の民が、これからは自らのリスクと判断で外に出ていかなければならなくなりました。
その分、能力の高い者は、どんどん成長する時代と思われます。
国が頼りにならない分、替わりに特定の地方や、特定の企業城下町が、江戸時代の藩政のように動きを活発化していくと思われます。
近い将来、進撃の巨人に出てくるような、要塞都市も出現するかもしれません。
これらの変化は全て、世界的なグローバルからローカルへの回帰によるもので、
つまりは、明治以降の中央集権体制の破壊が始まると言うことです。
記事には「ミニ富士通は要らない」とありますが、要は好き勝手に子供が進出した海外から、
日本にいる親が親権を取り戻してグリップを強め、家族を明確に意識して生きていくと言うことです。
その点では、国と一体でしか有望なビジネスを行ってこなかった三菱グループの凋落がはっきりしていくと思います。
我々個人個人は、明確な存在意義と意識のもとに、機械に代替されない、人間性の追求と独立の精神が必要となって行きます。
戻る場所をはっきりさせて、おうち回帰して行きましょう。
Taichi