海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

管理者では管理できない

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管理という言葉は辞書で、

「よい状態であるように気を配り、必要な手段を(組織的に)使ってとりさばくこと。」

とされています。

つまり、ある一定の集団を良い状態に保つこと、を目指しているわけですが、

良い状態を保つだけですから、結局、そこに、直接的な進化や発展はないわけです。

したがって、もともと、「管理」とは他人任せでしかないわけで、

昭和のおじさんがふんぞり返って若手の営業マンに檄を飛ばして高給を貪っていたのが、そもそも大変な理不尽だった訳です。

多かれ少なかれ、日本の大企業や役所の管理職は無能です。

これからはAIが管理職に取って代わる時代が来ていますから、管理だけを行う管理職は文字どおり不要になります。

そうは言っても、メンタル管理やきめ細やかな職務上の配慮にはその道の先輩の愛情が必要だろ、と思うかも知れませんが、

最も人の温かみが必要と思われるカウンセリングの世界まで、AIロボット化が進んでいます。

結局これからの世界では、管理する意識だけでは何の管理も出来ない、現状維持どころか衰退しか道はないことになります。

自分や周りの人間を良い状態に保ちたいなら、アナログの人間にしか出来ない直感力やカリスマ性が益々求められることになります。

つまりは、全ての個人がそれぞれ自分の世界の中で、自分自身のオリジナルな信仰を持って物事を判断し企画し決断していく必要があります。

そんなことは自分には出来ない、

と言う意識を、まずは壊すことから始める必要がありますし、

とにかく何でも良いから、表現したり、何かを創ったりする事がスタートになろうかと思います。




Taichi