海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

価値観と自由

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価値観は時代と共に変わります。

平安時代の貴族に、現代の労働環境を見せたら、何と言うか。

そこまで行かなくても、『労働』や、『努力』がこれまでの様に価値を持たなくなる時代が来ています。

誤解を恐れずに言うと、『コツコツと努力すれば必ず報われる』とか、

『誠実に働くことが大切』とか言う価値観は、うがった見方をすれば、

近現代の大量生産活動の歯車を産み出すのに利用された面もあるかも知れません。

最も誠実に向き合うべきは自身の心で有るのに、まるで、社会の枠にはまることが誠実な人間像かのように、

皆勘違いして、実は安易に、ただ脳内の同じプログラムをリピートし、満員電車に乗って来たとしたら、

それこそ、捨てるべき価値観だとも思えます。

アメリカでは特にコロナ後、雇われることを選ばない人々が増え、

政府からの援助と、株式投資のみで暮らす一定の層が出来てしまいました。

源氏物語のような浮世離れが、浮世離れでなくなり、

ベーシックインカムバーチャルリアリティによる快楽追求が、

まるで、アヘン窟の再来のように、

この世の過半数を超える人々の『常識』になる日も近いのかも知れません。

その時あなたはどうしますか?

今のままの価値観で働き続けるのも、

創意工夫に悦びを見いだすのも、

ただただ快楽に身を委ねるのも、

何かに価値を置くのも置かないのも、自由です。





Taichi