ロシアのウクライナ侵攻の危機が、佳境を迎えています。
今週水曜には一旦、答が出る見込み。
いずれにしても、人類の一つの急所、エネルギー問題を孕んでいるだけに、
この火種(西側NATOとそれに抵抗する力の争い)は、
真の収束までに、かなりの時間(数年から10年程度)かかるものと見込まれます。
巷には様々な情報が飛び交い、虚実入り交じった劇画のような展開も垣間見えます。
プーチンを、国際金融資本に対する最後の抵抗の雄とするもの、
逆に独裁主義の蛮行にほかならないとするもの、
我々庶民には、知る術もありませんが、
真実はいつも、語られることの中程にあることが多いように感じています。
間違いないのは、今回も本当の黒幕は、NATO側とロシア側の双方に『両建て』しているであろうと言うこと。
フランス革命以降の戦争ではほぼ全てが、国際金融資本による『両建て』を経験し、
どちらが勝っても、金融資本が儲かる仕組みを貫いています。
相場を経験したことがある方は分かるかも知れませんが、
『両建て』が破滅を迎えるのは、あり得ない形のルール変更が起きたときです。
世界中の通貨当局が現行の制度を変更し、デジタル通貨の新しい枠組みに鞍替えしたとき、
少なくとも国際金融資本のボスは入れ替わるものと思われます。
それまで庶民としては、自己を守りながら状況を観察するしかありません。
Taichi