お題「#おうち時間」
緊急事態宣言が解除されるようですね。
生活のリズムを急遽、変えざるを得ない人も出てきそう。
私も、放っておけば、夜型。
基本、テレワークにはなじまない仕事もあるので、生活リズムを変える必要あり。
生活のリズムも大事ですが、突き詰めると、何事もリズムや調和で成り立っています。
人の運動も精神も、緊張と弛緩のリズムですから、体を使う仕事の後に頭、アイデアをひねり出した後にルーティン、とか工夫すれば休憩をはさんだのと同じような効果があります。
すばらしい芸術も音楽も、心を緊張させたり弛緩させたりする刺激の組み立てと言えるかもしれません。
刺激を受ける側の人間も、刺激自体も波長ですから、快楽や心地よさを感じる場面は人それぞれ。テレワークを楽しめる人と、そうでない人の差は、その辺の意識にもあるのかも。
心の置き方を訓練する方法を、明治の人は「芸術」とか「修練」とか呼んだそうです。
そういう意味で、100年来の転換期ともいえるコロナ後には、個人個人の芸術とか修練がますます重要になると思います。
「神風」とか「自粛警察」みたいな、集団や国家から与えられた恐怖心に基づくリズムでなく、個人個人が自分の体と心のリズムをよく理解したうえで、芸を磨いていく必要があります。
人の体にある本来のリズムを感じるには、やっぱり、お家でゆっくりする時間、これからも大切だと思います。
解除されたからって、急に頑張りすぎ、張り切りすぎ、には気を付けましょう。
Taichi