海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

個人が輝くということ

日本の1990年からの自営業率の低下は、先進国でも突出しています。 ドイツ、イギリス、フランスが、2000年代から微増しているのに対して、日本の自営業者は減り続け、この30年で300万人も減った計算になります。 同じく、アメリカも、大手小売などの圧倒的な…

人生の輝きとは(重力と心の関係)

AIに例えばマリオブラザーズなどのゲームをさせて、如何に早くゴールに到達するか競わせる実験が行われました。 単純に『ゴールを目指すこと』を重視した場合と、『新しい技、誰もやっていない方法を試すこと』に重点を置いた場合では、 意外にも後者のほう…

最高のアドバイス

人生には幾つかの選択が付き纏います。 迷った時には動かない、というのも1つの方法。 どちらかというと、サラリーマンの時代は、この方針でやってきました。 でも独立してみると、それでは何も動かない、ともなりがち。 迷ったら飛び込む、というのも、また…

独立

27年間勤務した職場を退職し、税理士として独立しました。 人の習慣とは怖いもので、これまでいかに、生活のあらゆることがルーティンだったのか、思い知らされました。 通勤して席についてコーヒーを飲んで部下と他愛もない会話を交わして、一日が始まる。 …

孤独と恐怖の克服

コロナ禍をくぐり抜けた世界は、うつ病の増加により、2030年をピークとして、これまでのどの時代にも経験したことのない、メンタルヘルスの危機を迎えると言われています。 宗教改革、産業革命、インターネット革命と、人類は自然の脅威や旧来の権威からの独…

変化の時代の不安と不幸

今は間違いなく大変革の時代です。 よく世の中は80年周期で技術革新や政治体制の変化によりバージョンアップしていくという説も語られますが、 約80年前の第二次世界大戦、160年前の明治維新、240年前の産業革命などを踏まえると、 概ね80年周期で大きな社会…

究極に幸せな生き方

かなり前にこのブログでも書いたことですが、心理学や精神医学のプロが集まって、 「絶対に鬱にならない方法」という題で話をしたことがあります。 全員一致で賛成せざるを得ない結論は、 「諦めないこと、そして自分を認めること」 でした。 その真意は、「…

真のAI

ChatGPTの登場で、この社会はひっそりと、新たな進化のフェーズを迎えたように感じています。 膨大なテキストデータを元に、人の質問や会話を理解してスムーズな返答をするだけでなく、 論文レベル(以上)の知識や思考力を発揮したり、時には人の感情に刺さ…

続けることと、やめること

あけまして、おめでとうございます。 何事も、習慣から少し道を外れてしまうと、物事が続かなくなるのが凡人の常かもしれません。 毎日書いていたものが三日置きになり、一週間、一ヶ月、三ヶ月と、どんどん横着をするようになりました。 今年はまた、少し頑…

戦争と宗教と思考停止と火の鳥と

ポーランドに落ちたミサイルの件や、米中の首脳が話し合いをしたりして、 第三次世界大戦は回避される方向に動きつつあるような印象があります。 戦争で悲惨な目に遭うのは、いつも戦争を起こした人達ではなく、何の関係もない子供たちだというのは、 いつの…

不思議の国、子供の国。

今、世界中の国はインフレと食糧危機の最中にあるようです。 緩やかになったコロナの影響で、最近少しずつ周りでも海外に行く人が増えてきました。 皆、一様に物価の高さに驚愕して帰ってきます。 インフレの影響と円安の影響が、日本人の海外渡航をこれまで…

まわるよ まわる まわすよ まわす

まわる まわる じかんにつれて けしきにつれてまわる まわる ぼくと あなたと せかいのすべてちいさいものも おおきいものも よわいものも つよいものもあかも あおも ひかりも かげもまわる まわる あなたと ぼくの こころのマシンもまわる まわる こえも …

信仰と個人

政治とはそもそも、「まつりごと」であり、まつりごととは「祭りごと」、つまり、宗教そのものです。権力が宗教に頼って人民を統治するのは、ある意味で当たり前のことであり、悪い見方をすれば、時に信仰に基づき盲目的になる人間の性を利用しているとも言えま…

楽観主義

首相の暗殺に、コロナに、戦争。 今は有事、という言葉もしっくりきます。平時には悲観的に、有事には楽観的に、というのが危機管理の鉄則。個人の人生全体でも、同じ事が言えます。人は選択によって、極めて楽観的に生きることが可能だからです。楽観的とは…

猛暑の中で

和歌山県沖、能登半島、熊本など、震度5以上の地震がここ2週間に立て続けに起きています。巨大地震の前には、離れた場所での内陸地震が頻発すると言われています。また、急な暑さと災害の関係性を訴える学者もいます。 災害は忘れた頃にやって来る(忘れなけ…

人の命の実力は、絶望のあと。流れに任せて、他人に任せて、社会に任せて、成功も失敗も、フィルムの一コマ。ただ絶望からの一歩こそ、完全なる自分の力。震えながら一足、一息。ただそれだけが、確かな現実。死なないこと、楽しむこと、世界を知ること。た…

幻想と戦争と洗脳

現在においてもまだ、マスメディアと言うと、テレビがその筆頭かも知れません。しかしテレビもラジオも、日本における放送開始からまだ、100年を迎えていません。それでも多くの人は、太古の昔からそれが人間の情報源であったかのように、テレビに流れるニュ…

正義と想像力

二年ほど前のコロナ騒ぎの前後から、テレビをほとんど見なくなりました。その後、アメリカの大統領選のあたりから、ユーチューブのチャンネルも特に気をつけて選ぶようになりました。理由は情報の大切さといい加減さ、つまり、ごみのような情報が氾濫する今…

泥に咲く花は

ロシアのウクライナ侵攻の危機が、佳境を迎えています。今週水曜には一旦、答が出る見込み。いずれにしても、人類の一つの急所、エネルギー問題を孕んでいるだけに、この火種(西側NATOとそれに抵抗する力の争い)は、真の収束までに、かなりの時間(数年か…

政(まつりごと)

北京オリンピックの開会式は、分かりやすいメッセージを基本に据え、壮大で美しく、かつ先進的な仕掛けをふんだんに使い、明らかに、東京オリンピックの数段上を行く出来の良さでした。 日本人としては、日本の力のなさを見せ付けられたような、さみしい気持…

メタバースとメタ認知

メタバース社会の到来。今のところ、ゲームの世界のようにゴーグルをつけて、好きなキャラクター(アバター)を選び、現実とそっくりに創られた渋谷や秋葉原の駅で、様々なサービスや展示やコミュニケーションを受け取れる遊びの空間に留まっています。でも…

来たる世界で大切なもの

メタバース社会の到来は避けられないようです。国民の約3割は、ベーシックインカムとして配給された生活費と娯楽費を元に、創られた電子の世界に没頭して生きていくことになる。さらに中間層の5割の人々も、これまでのような働き方ではなく、AIロボットの出…

止まり木

特別お題「わたしの推し」元旦から節分までの約1カ月は、1年の具体的な生き方を想う時間をなるべく確保すると良いと言います。 それもなるべく、人生全体においてこの1年はどのような位置付けかを想像しつつ、具体的な今年のアクションにまで落とし込んで行…

また新たな一歩を。

あけましておめでとうございます。今年も平和に新年を迎える事が出来ました。大地震や台湾情勢、ロシアとウクライナ問題、格差と金融の問題など、様々な懸念もありますが、今年も無難に進んでいくことを願っています。 ますます発展する仮想現実の技術に騙さ…

戦争と心

年が明けると、コロナ禍も遂に3年目に突入します。報道によればオミクロン株の感染力は第五波のデルタ株を確実に上回るようですから、おそらく、春頃までには確実に、場合によっては年明けからすぐに、次の波が来るかも知れません。 岸田政権は菅政権の反省…

目標の無い人生

人生の目標が定まらず、何をしていいか分からない若者が増えているという、古くて新しい問題があります。一心に何かに向かって努力している姿は、やはり他人から見ても美しく見えるし、 迷いなく打ち込んでいるとき人間は、余計なことも一切考えないですから…

価値観と自由

価値観は時代と共に変わります。平安時代の貴族に、現代の労働環境を見せたら、何と言うか。そこまで行かなくても、『労働』や、『努力』がこれまでの様に価値を持たなくなる時代が来ています。誤解を恐れずに言うと、『コツコツと努力すれば必ず報われる』…

流れ

自民が安定過半数、そして、維新を加えると与党は憲法改正の要件である3分の2の勢力を押さえました。この事が来年に向けてどのように影響していくのか、注目です。戦後、先進国で憲法を一度も改正していないのは日本だけ。アメリカが傘となる時代は終わり、…

悠然と

総裁も無難な岸田氏に決まり、さて新しい政権は?と言うところで、3.11以来の震度5強が首都圏を襲いました。東日本大震災も阪神大震災も、自民が倒れた後の民主(社会)党政権でしたが、一部には、何故か米国に都合の悪い左寄りの政権が誕生すると、日本で大…

コロナの次

中国発の金融危機が起きるか、と報じられた中国第二位の不動産会社、恒大集団の取付け騒ぎでは、習近平としては、低所得層の不満解消のため、積極的に同社を救済も出来ないし、かと言って、不動産バブルの破裂も避けなくてはならないという板挟みに陥ってい…