海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

正義と想像力

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二年ほど前のコロナ騒ぎの前後から、テレビをほとんど見なくなりました。

その後、アメリカの大統領選のあたりから、ユーチューブのチャンネルも特に気をつけて選ぶようになりました。

理由は情報の大切さといい加減さ、つまり、ごみのような情報が氾濫する今の時代に、

見るもの聞くものを選別したり、時にはシャットアウトする重要性に気づいたからです。


今は、もう、わかる人はわかりすぎるほどわかっていると思いますが、

ざっくりと、この日本も「戦時中」と言ってよい状況です。

つまり、コロナしかり、大統領選を挟んで、ウクライナ戦争しかり、

人々が、お互いがお互いの意見を全く受け入れないまでに、静かに分断された社会、

それこそが、たった今我々が戦時中を生きていると言う証拠と考えています。


どんな時代の歴史を学んでも、戦争に「絶対の正義」は存在しません。

日本人は第二次世界大戦で、今のロシアへの西側メディアの論調よりもさらにひどい敵国扱いを受けました。

地球規模で見れば、この星ではいつも同じやり方で争いが起こり、

同じやり方で民衆が分断され、

物理的な勝者に正義のお面が飾られ、

表の歴史の主人公が誕生しては消滅していくことを繰り返して来ました。


我々一人一人の心が、なにかに対して「絶対に」許せないとか、「絶対に」おかしいとかつぶやきを始めたとき、

それが実は、この星の誕生と滅亡にまで繋がっていることを想像しなければいけません。




Taichi