海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

戦争と心

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年が明けると、コロナ禍も遂に3年目に突入します。

報道によればオミクロン株の感染力は第五波のデルタ株を確実に上回るようですから、

おそらく、春頃までには確実に、場合によっては年明けからすぐに、次の波が来るかも知れません。


岸田政権は菅政権の反省から、マスコミが騒ぐと直ぐに動いたり前言を撤回したりしますから、

とにかく中身の無いワイドショーが垂れ流し続ける、保守的なコロナ対策だけは徹底しており、

取りあえずオミクロン株に関しては、感染拡大を遅らせることに成功しています。


それでも、ワクチンの三回目(ブースター)接種が効果を発揮するか、

第六波までにオミクロン株が、ただの風邪に落ち着かない限り、

確実に第六波は来ます。

その時、来年の参院選に負けたくない岸田政権は、何が何でもコロナの封じ込めに走ると思われます。

したがって、かなりの確率で、来年にも何らかの宣言による行動規制が行われる可能性が高いと見ています。


でも、ここまでコロナと(3年も)付き合ってくると、果たして経済や人々の行動や心を、そこまで犠牲にする必要がある感染症だったのか、

疑問は常に残ります。



まるで、最後は人々の意見の違いや分断や格差だけを浮き彫りにすることが目的であったかのように、

何もかもはっきり分からないまま、コロナは世界を翻弄し続けています。



実は今回のコロナ騒ぎが起こる前から、『第三次世界大戦は疫病蔓延が引き起こす社会の分断である。』と予言していた人も居ます。

その正否はさておき、儲けたのはまたしても、(証券を筆頭とする)金融業界と製薬業界である点、

そして、戦後には勝者と敗者を創り出す点において、

コロナ禍も正に『世界大戦』と言って間違いでは無いと思っています。



世界はますます、様々な情報格差から来る分断の世界へ突入します。

情報を選び取り、理解し、個人で防衛し、全てにおいて中庸を旨とする心持ちが試される時代になったようです。


世界で唯一、原爆を二発(そして原発も)やられた日本ですから、

『今は正に戦時中。』と思えば心も強く、そして、阿呆のような現実を笑い飛ばして生きていく事が出来るかも知れません。

少なくとも心は、どんな現実にも負けずに、自由にのびのびと新年を迎えたいと思います。




Taichi