海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

内臓が無いのもまた個性

平和であることは、物質的にも内面的にも、掛け替えのないことですが、

人にとっては、戦いも、進化のために欠かせない要素であるようです。

確かに、悪魔は天使とセットで、我々の進化のために努力してくれていると思えば、

大抵のことにも腹は立ちません。


記事にある安藤忠雄氏は、言わずと知れた日本の巨匠ですが、

学歴もコネも無い中で、戦い続けて巨星となった人物です。


世界中の哲学や思想で、インテリの罠、と言うべきものがあります。

一定の学歴や収入を得た人間に限って、ハングリーな思想には距離を置き、

老荘思想などの無為の文化を好む、と言うもの。


記事にあるとおり、便利や快適は時にハンディキャップにさえなってしまうものです。

そのような意識を現代の全ての若者もおじさんも共有して、

時に、とことんまで戦う姿勢を忘れずに歩んで行きたいものです。


数多くの癌を克服して、臓器のほとんどを無くしながら、未だに第一線で活躍する氏が語る、

「内臓が無いのも個性」と言い切る言葉の力強さには、

自分自身、学ぶべきものも多いと感じています。




Taichi