どうにもならないことに、どう向き合っていくか。。。
コロナの影響で、どうにもならないこと、に直面している方も多いかと思います。
自分では、どうしようもないことや、悲しみや不安も、人生にはつきものと思います。
アドラー心理学では自分のリーチできることに集中しよう、と言います。
人間の感じる不安の多くは、過去の記憶から想起されるもの、又は、将来に対する漠然とした不安だと。。。
だから、過去の記憶に基づくものには根拠がないことを認識する。
また、将来の不安については、出来ることに集中して行動を起こし続けることで、対処しようとするものです。
まず、確かに認知すること、そして、出来ることだけに集中して、行動する中で状況と心境の変化を待つこと。これが、冷静な大人の対処の仕方なのでしょう。
でも、認知を変え、行動を変えたとしても、どうしようもない悲しみが一生続くこともあります。
コロナで大切な人を失った、そんな方も、いらっしゃるかもしれません。
どうしようもない悲しみ、それ自体を、「自分の人生だ」と受け入れていくこと。
そんなことが本当にできるのでしょうか。。。
コロナ下で、一つ、はっきりしたように感じています。
たとえオンラインでもいいから、人とつながること。これがないと、人間とは本当に弱い生き物です。
家族でもなく、友人でもなく、身近なコミュニティに気持ちを共有できる仲間がいる。
そんな小さな仲間創りが、オンラインを通じても、リアルでも、気軽に出来る。
そういう社会が、コロナ後に加速していって欲しいと思います。
Taichi