どんな世代の人も、
一生に一度は、社会の激変を経験すると言います。
単にセンセーショナルな事件や事故ではなく、
戦争や革命のような、社会システムの前提が崩れる瞬間。
戦後の日本は、高度経済成長からバブルの崩壊を経験し、
システム変更を迫られていたにもかかわらず、
平成の30年間を、何もせずに、まさに、平らか成る時を過ごしてしまいました。
その付けも含め、大きな大きな変革が避けられない時代になっていると感じます。
どんな大地震や大災害も、危機のやってきたその瞬間は、
正常性バイアスによって、8割の人が何も起こっていないかのように振る舞います。
ましてや、時代の転換点ともなれば、
人は確実な変化の兆しでさえも、無意識に蓋をするものなのかも知れません。
どんな人も、本来、生きていくために必要な予知能力を備えていると言います。
コロナ禍や社会不安のその先にある、理想的な社会の到来に焦点を合わせ、
その未来からあなたが、どんな感慨を持って、過去の自分を振り返っているか、
じっくりと想像してみるのも良いかも知れません。
Taichi