海亀のつぶやき

ロスジェネ世代の言葉とチャレンジ

星と文明

f:id:FTaichi:20200823162451j:plain

2020年は西洋占星術の世界で

200年に一度の変化、さらには2000年に一度の変化が重なる時と言われています。

組織や物質を象徴する『地』のエレメントの200年と、

信仰と対立を象徴する魚座の2000年を終えて、

独立と自由、情報と知識、さらには平等を象徴する『風』のエレメントと水瓶座への移行が、

全てこの2020年に凝縮されているとのこと。



占星術を信じるか信じないかは人それぞれだと思いますが、

個人的には国家とか文明とか、地球規模の歴史に関しては、

天体の運行が、いまだに大きく干渉していると考えています。



昨今の世界情勢を観ていると、

約200年前から始まった、英米中心の世界とその後のグローバリズムは、確かに衰退の兆しが有りますし、

個々の産業でも、物から情報への移行は真っ盛りです。

また、コロナ後の大企業ほど、大きな打撃を受けつつあり、

ピラミッド型の組織の限界も見えてきているような気がします。



でも、最も大きいのは、この2000年間の信仰に基づく魚座文明の終焉。

2013年のローマ法王の突然の退位とその後のスキャンダルの嵐は、

キリスト誕生以来の組織的宗教の覇権と幻想が、

明らかに崩壊することを象徴しているように思います。



信仰とは単に、宗教的な教義や信条への傾倒だけでなく、

金融資本主義や物質文化の常識に対する妄信的な態度も含むと考えると、

確かにこの2000年間は、

様々な信仰や幻想のもとに、

庶民が犠牲とされてきた歴史があるのではないかと思えてきます。



当たり前すぎて誰も疑いもしなかった、偽の信仰や常識が、

コロナ後も、次々と明らかになっていくのではないか。



日々の生活の中で、

毎日はあっという間に過ぎていきますが、

有史以来の歴史的変化を感じつつ、

この情報の大海を、ゆったりと泳いでいきたいものです。




Taichi